昨夜遅く、ナメハダタマオヤモリの玉（たま）ちゃんと花（はな）ちゃん夫婦が交尾しました～

もともと若いアダルトで2匹とも購入し、花ちゃんは玉ちゃんの花嫁という意味でネーミングしてたんだけど、ずーっと別居状態でいたんですよね。（爬虫類は別居が基本）

昨秋に一度だけお見合いさせたことがあったんだけれど、そのときはお互いに興味なしって感じで不発でした。

昨夜は花ちゃんを玉ちゃんのケージに移し、シェルターに引きこもっている玉ちゃんをシェルターから追い出して花ちゃんの方へ行かせると、花ちゃんに興味を示した玉ちゃん。

花ちゃんの臭いを嗅ぐような仕草をしたかと思うと、いきなり花ちゃんの背中にカプッと噛みつきました

噛みついたまま姿勢を整えようとしていると、花ちゃんもそれに答えてシッポを立てて交尾成功という塩梅でした。

このあと私は寝ちゃったんだけど、朝方起きたときケージを覗いてみると交尾は終わっていて（通常は40分間くらいらしい）、玉ちゃんちのシェルターに花ちゃんが入っていて、玉ちゃんは外で途方にくれていました
どこの世界でも女の方が強いんですかね～
玉ちゃんが気の毒だったので、花ちゃんには自分のケージに帰っていただきました

ナメハダタマオヤモリの繁殖は、本来は「クーリング」といって給餌をストップして飼育温度を下げる期間を設けるそうです。

クーリング後に発情するため、交尾を行いやすく、卵のふ化率も高くなるそうなんですが、クーリングで命を落とすこともあるらしい
それが怖くてクーリングは2匹には行っていません。

でもCB個体（飼育下で繁殖された個体）はクーリングなしでも繁殖しやすいそうなんで（ヒョウモントカゲモドキなんかもそうらしい）、成功すればラッキーと考えてお見合いをさせてみたんです。

体型的にも、オスの玉ちゃんは小柄だけれど、メスの花ちゃんはプリプリに成長していて体重は26g以上あるので、繁殖・産卵できる体力があることはもちろん確認した上でのことですが。

結果、玉ちゃんと花ちゃんは相性が良かったのか大成功　やった～

もしかしたら、12月頃からしばらく玉ちゃんは食欲不振になっていたから、それが疑似クーリングみたいになっていたのかも

卵のふ化率はどうなるか分かりませんが、3日後に念押しのお見合いをもう一度させてみて産卵を待つつもりです

ところで、お見合いの時にメスをオスのケージに入れた方がいいのか、オスをメスのケージに入れた方がいいのか
本やサイトによって、書いていることがまちまちなんですよね～

今回はメスの花ちゃんに移動してもらったけれど、ハペトロジーやビバリウムガイドにはオスをメスのケージに入れるって書いてあるし。

次回は花ちゃんちに玉ちゃんが訪問してもらおうかな。