2011年11月 2日アーカイブ
爬虫類やカエルの餌として、栄養満点で消化も良いシルクワーム(あの蚕さんです)ですが、キープできなくてどんどん死んでいってしまう~という書き込みをときどき見かけます。
うちでは最初からうまくキープできていて、めったに死ぬことはないもんで、そういった方たちが何が原因でうまく飼えないのか分かりませんが、少しでも参考になればと思い「もけもけ流シルクワームのキープ法」を記しておこうと思います。(そんな特別なものじゃないですが)
まず、飼育容器。
大きめの料理用タッパーを使用しています。
シルクワームは平面活動するので高さはあまり必要ありません。
私が買ったタッパーには「銀イオン配合で抗菌」て書かれてますが、買ってきて最初に使う前に1度ざっと洗っただけで、その後は洗っていません。
抗菌だから虫であるカイコに影響あるかもとも思いましたが、大丈夫でした。
通気をよくして蒸れないように、蓋ははずして薄い布をかけて輪ゴムでとめるようにしています。
外観はこんな感じ
布をはずすとこんなふうになってます
餌や糞の余分な水分を吸い取ってくれるよう、タッパーの底には5重くらいに折りたたんだキッチンペーパーを敷いています。
キッチンペーパーは飼育用品として使い勝手がいいですよね~
我が家では調理用品というより、飼育用品になってます
イエアメガエルのケージやナメハダタマオヤモリベビーのケージの床材としても使っています。
糞&餌の交換の際には、キッチンペーパーごと入れ替えます。
新しいキッチンペーパーを、5重くらいになるようタッパーの底の大きさに折りたたみます。
それに5mmくらいの厚さに切った餌のシルクメイトを並べます。
桑の葉がある人はそれを与えればいいですが、一度桑の葉を食べたシルクワームは人工飼料のシルクメイトを食べなくなってしまうそうなんで、最後まで桑の葉を与え続ける覚悟をしてね。
シルクメイトは冷蔵庫で保管すると半年はもちます。
間違って冷凍にはしないように冷凍するとボロボロに崩れてしまうらしいんで。
冷蔵庫から出して切って、冷たいまますぐ使って大丈夫です。
量はシルクワームの数に合わせて適当に。
その上にシルクワームをピンセットでつまんで移動させてやります。
タッパーの中の汚れたキッチンペーパーを捨てます。
糞はこぼれていてもコロコロしているのでタッパーをひっくり返せばきれいに捨てることができるから楽ちんです
シルクワームを移した新しいキッチンペーパーをタッパーに収めます。
これに布の蓋を輪ゴムでとめれば完了です。
キッチンペーパーや餌の交換の目安は、糞が大量になってしまったときとか、餌のシルクメイトがなくなったり乾燥して固くなったときかな。
餌不足になっても数日は絶食に耐えられます。
糞多量の方が、糞の水分で湿気過多になることがあるんで気を付けた方がいいでしょう。
シルクワームは蒸れに弱いようなんで、乾燥ぎみの方がキープしやすいです。
タッパーは冷暗所に置いておきます。
うちではカーテン越しの窓際にあるイエアメガエルの棚の一番下の段に置いています。
明かりは必要ないし、あまり暑すぎるのもよくないと思います。
暑いと成長が早くなってすぐ大きくなってしまうから、むしろ低めの温度(17℃くらい)が長期キープにはいいみたい。
うちでは基本は室温まかせにしていますが、夏場は成長を遅らせたくて冷温庫に入れてキープすることもあります。
今年の夏は、ナメハダタマオヤモリの孵卵に冷温庫を使用していたので、シルクワームは室温保管でしたが。
何匹か残して蛹にして(蛹になりそうなときは、トイレットペーパーの芯などを入れておいてやると、その中で繭を作ります)、ほおっておけば羽化して繁殖して卵を産んでくれます。
(このときもキッチンペーパーを敷いておくことをお勧めキッチンペーパーに卵を産ませると、卵の取り扱いが簡単にできます)
自家繁殖すれば、卵をたくさん産んでくれるし、その卵は冷蔵庫で保管して、餌として使いたい分だけ取り出して使うことができるから便利です。室温に置いておけば自然に孵化してくれるし。
自家繁殖のやり方は「シルクワームの自家繁殖」「シルクワームの自家繁殖その後」「シルクワームの自家繁殖その後のその後」に詳しく書いてますんで、そちらを参考にしてくださいね。
ちなみにうちのペットたちは、ヒメツメガエル(口が小さすぎて食べるの無理)とニシヘルマンリクガメ橙ちゃん(完全草食)以外はみんなシルクワームが大好物です
みなさんにもおススメします
うちでは最初からうまくキープできていて、めったに死ぬことはないもんで、そういった方たちが何が原因でうまく飼えないのか分かりませんが、少しでも参考になればと思い「もけもけ流シルクワームのキープ法」を記しておこうと思います。(そんな特別なものじゃないですが)
まず、飼育容器。
大きめの料理用タッパーを使用しています。
シルクワームは平面活動するので高さはあまり必要ありません。
私が買ったタッパーには「銀イオン配合で抗菌」て書かれてますが、買ってきて最初に使う前に1度ざっと洗っただけで、その後は洗っていません。
抗菌だから虫であるカイコに影響あるかもとも思いましたが、大丈夫でした。
通気をよくして蒸れないように、蓋ははずして薄い布をかけて輪ゴムでとめるようにしています。
外観はこんな感じ
布をはずすとこんなふうになってます
餌や糞の余分な水分を吸い取ってくれるよう、タッパーの底には5重くらいに折りたたんだキッチンペーパーを敷いています。
キッチンペーパーは飼育用品として使い勝手がいいですよね~
我が家では調理用品というより、飼育用品になってます
イエアメガエルのケージやナメハダタマオヤモリベビーのケージの床材としても使っています。
糞&餌の交換の際には、キッチンペーパーごと入れ替えます。
新しいキッチンペーパーを、5重くらいになるようタッパーの底の大きさに折りたたみます。
それに5mmくらいの厚さに切った餌のシルクメイトを並べます。
桑の葉がある人はそれを与えればいいですが、一度桑の葉を食べたシルクワームは人工飼料のシルクメイトを食べなくなってしまうそうなんで、最後まで桑の葉を与え続ける覚悟をしてね。
シルクメイトは冷蔵庫で保管すると半年はもちます。
間違って冷凍にはしないように冷凍するとボロボロに崩れてしまうらしいんで。
冷蔵庫から出して切って、冷たいまますぐ使って大丈夫です。
量はシルクワームの数に合わせて適当に。
その上にシルクワームをピンセットでつまんで移動させてやります。
タッパーの中の汚れたキッチンペーパーを捨てます。
糞はこぼれていてもコロコロしているのでタッパーをひっくり返せばきれいに捨てることができるから楽ちんです
シルクワームを移した新しいキッチンペーパーをタッパーに収めます。
これに布の蓋を輪ゴムでとめれば完了です。
キッチンペーパーや餌の交換の目安は、糞が大量になってしまったときとか、餌のシルクメイトがなくなったり乾燥して固くなったときかな。
餌不足になっても数日は絶食に耐えられます。
糞多量の方が、糞の水分で湿気過多になることがあるんで気を付けた方がいいでしょう。
シルクワームは蒸れに弱いようなんで、乾燥ぎみの方がキープしやすいです。
タッパーは冷暗所に置いておきます。
うちではカーテン越しの窓際にあるイエアメガエルの棚の一番下の段に置いています。
明かりは必要ないし、あまり暑すぎるのもよくないと思います。
暑いと成長が早くなってすぐ大きくなってしまうから、むしろ低めの温度(17℃くらい)が長期キープにはいいみたい。
うちでは基本は室温まかせにしていますが、夏場は成長を遅らせたくて冷温庫に入れてキープすることもあります。
今年の夏は、ナメハダタマオヤモリの孵卵に冷温庫を使用していたので、シルクワームは室温保管でしたが。
何匹か残して蛹にして(蛹になりそうなときは、トイレットペーパーの芯などを入れておいてやると、その中で繭を作ります)、ほおっておけば羽化して繁殖して卵を産んでくれます。
(このときもキッチンペーパーを敷いておくことをお勧めキッチンペーパーに卵を産ませると、卵の取り扱いが簡単にできます)
自家繁殖すれば、卵をたくさん産んでくれるし、その卵は冷蔵庫で保管して、餌として使いたい分だけ取り出して使うことができるから便利です。室温に置いておけば自然に孵化してくれるし。
自家繁殖のやり方は「シルクワームの自家繁殖」「シルクワームの自家繁殖その後」「シルクワームの自家繁殖その後のその後」に詳しく書いてますんで、そちらを参考にしてくださいね。
ちなみにうちのペットたちは、ヒメツメガエル(口が小さすぎて食べるの無理)とニシヘルマンリクガメ橙ちゃん(完全草食)以外はみんなシルクワームが大好物です
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