2012年2月22日アーカイブ
いま「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」を読んでいるところですが、第2章の「ゾウガメが島に帰る日」がとても読みごたえがあります。
なんか、ゾウガメってリクガメの中の王者っていうか、賢者・長老ってイメージがあるじゃないですか。(わたしだけ)
のんびり南国で暮らしているイメージだったんですが、現実はとても厳しいものだったんですね。
ガラパゴスゾウガメについてはこれまで何も知りませんでした。
「ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言」を読んで絶滅の危機とその理由を初めて知りました。(ジョージはガラパゴス諸島のピンタ島で唯一生き残ったピンタゾウガメ最後の1頭。だから「ロンサムジョージ(ひとりぼっちのジョージ)」と命名された)
人間が上陸するまでは、ゾウガメが陸地を覆い尽くしていたと言われるほどゾウガメたちの楽園だったガラパゴス諸島で、こんなむごいことがかつて起こっていたなんて。
「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」第2章の前半は、人間による無制限の捕獲・捕食と人間によって持ち込まれた家畜等による生態系の破壊で、何百万頭もいたガラパゴスゾウガメがあっというまに絶滅の危機に追い込まれた歴史が書かれていて、とても暗澹たる気持ちになりました。
「ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言」を読んだときも人間にムカついて仕方なかったです。
本の中でも書かれていたけれど、自然界では上位にいる肉食捕食者は食物連鎖のバランスをとるために下位の獲物を絶滅させないよう適度に捕食するのに、人間だけは上位捕食者でありながら絶滅させるまで捕食し続けるって、どれだけ浅はかな生き物なんだろうって。
でも「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」第2章の後半は少し救われる思いがしました。
生き残ったゾウガメたちを保護して繁殖させ、その子供たちを島へ帰す繁殖プログラムが進められて少しずつ成果が表れてきているそうなので。
そういった研究の中で、孵卵温度によって性別決定されることが分かったり、日光(紫外線)が必要だとかの飼育技術が確立されていったんだなぁってこともよく分かって、豊富な写真入りで詳細に書かれているからとても興味深かったです。
リクガメ好きなら「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」は一度読んでみる価値がある本だと思いました。
amazonで買えるみたいだし、図書館で借りて読んでもいいかもね。
ガラパゴス諸島、いつか行ってみたいなぁ。
ガラパゴス諸島に人間は立ち入らない方がいいと思いつつ、憧れてしまいます。
自然の中のゾウガメたちを見てみたい。
願わくばロンサムジョージの繁殖も成功しますように
ピンタゾウガメ復活プロジェクトを続けて欲しいです。
ゾウガメの本でもっとほんわかしたい人は「オウエンとムゼイ」「オウエンとムゼイ なかよしのことば」がおすすめです。
津波に巻き込まれ母親とはぐれてひとりぼっちになってしまった赤ちゃんカバと、それをやさしく受け入れた130歳の大きなゾウガメとの異種間友情の実話です。
うちのカメたちも仲よくしてくれるといいな~。
ねぇ、桜(さくら)ちゃんと杏(あんず)ちゃん
ねぇ、橙(だい)ちゃん
...なんですか、そのだらしないぐうたら寝の格好は...
きみはのんきでいいねぇ~
なんか、ゾウガメってリクガメの中の王者っていうか、賢者・長老ってイメージがあるじゃないですか。(わたしだけ)
のんびり南国で暮らしているイメージだったんですが、現実はとても厳しいものだったんですね。
ガラパゴスゾウガメについてはこれまで何も知りませんでした。
「ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言」を読んで絶滅の危機とその理由を初めて知りました。(ジョージはガラパゴス諸島のピンタ島で唯一生き残ったピンタゾウガメ最後の1頭。だから「ロンサムジョージ(ひとりぼっちのジョージ)」と命名された)
人間が上陸するまでは、ゾウガメが陸地を覆い尽くしていたと言われるほどゾウガメたちの楽園だったガラパゴス諸島で、こんなむごいことがかつて起こっていたなんて。
「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」第2章の前半は、人間による無制限の捕獲・捕食と人間によって持ち込まれた家畜等による生態系の破壊で、何百万頭もいたガラパゴスゾウガメがあっというまに絶滅の危機に追い込まれた歴史が書かれていて、とても暗澹たる気持ちになりました。
「ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言」を読んだときも人間にムカついて仕方なかったです。
本の中でも書かれていたけれど、自然界では上位にいる肉食捕食者は食物連鎖のバランスをとるために下位の獲物を絶滅させないよう適度に捕食するのに、人間だけは上位捕食者でありながら絶滅させるまで捕食し続けるって、どれだけ浅はかな生き物なんだろうって。
でも「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」第2章の後半は少し救われる思いがしました。
生き残ったゾウガメたちを保護して繁殖させ、その子供たちを島へ帰す繁殖プログラムが進められて少しずつ成果が表れてきているそうなので。
そういった研究の中で、孵卵温度によって性別決定されることが分かったり、日光(紫外線)が必要だとかの飼育技術が確立されていったんだなぁってこともよく分かって、豊富な写真入りで詳細に書かれているからとても興味深かったです。
リクガメ好きなら「ガラパゴス―ガラパゴス自然史/ゾウガメが島に帰る日」は一度読んでみる価値がある本だと思いました。
amazonで買えるみたいだし、図書館で借りて読んでもいいかもね。
ガラパゴス諸島、いつか行ってみたいなぁ。
ガラパゴス諸島に人間は立ち入らない方がいいと思いつつ、憧れてしまいます。
自然の中のゾウガメたちを見てみたい。
願わくばロンサムジョージの繁殖も成功しますように
ピンタゾウガメ復活プロジェクトを続けて欲しいです。
ゾウガメの本でもっとほんわかしたい人は「オウエンとムゼイ」「オウエンとムゼイ なかよしのことば」がおすすめです。
津波に巻き込まれ母親とはぐれてひとりぼっちになってしまった赤ちゃんカバと、それをやさしく受け入れた130歳の大きなゾウガメとの異種間友情の実話です。
うちのカメたちも仲よくしてくれるといいな~。
ねぇ、桜(さくら)ちゃんと杏(あんず)ちゃん
ねぇ、橙(だい)ちゃん
...なんですか、そのだらしないぐうたら寝の格好は...
きみはのんきでいいねぇ~
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