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2012年9月12日アーカイブ

もうすぐナメハダタマオヤモリたちとお別れします。
みんな里親さんの元へ旅立つことが決まっています。

中でも、先陣をきって初(はっ)ちゃん、さんちゃん、ぶりちゃんの三匹があと数日で引き取られます。

hana_baby1-29.jpghana_baby1-30.jpg初ちゃん(♀)icon:cursor_upは、いまは亡き父・玉(たま)ちゃんと母・花(はな)ちゃん夫婦の第一子です。
それだけに私の思い入れも強く、可愛くてたまりません。
なぜかこの子だけ、日中もいつもシェルターの外で過ごしてるんですよね。
ケージを覗けばいつも愛らしい姿を見せてくれるのです。
ちょうど今日が1歳のお誕生日になります。
誕生したときの様子は「花ちゃんの赤ちゃん誕生!!」以下の記事に書きのこしてあります。

hana_baby3-14.jpghana_baby3-15.jpgさんちゃん(♂)icon:cursor_upも玉ちゃん花ちゃん夫婦の子で、第三子です。
孵化子の中で初めて、初給餌に苦労した子です。
餌付くまでの様子は「拒食ぎみのタマオベビー」などに書きのこしてあります。
体は小さいけれど、一旦餌付いてからは、私の指にも突進してくるような勝気(食いしん坊なだけicon:questionicon:face_embarrassed)な男の子に成長しました。

buri_pose2.jpgburi_pose3.jpgぶりちゃん(♀)icon:cursor_upは一昨年のぶりくらで購入した子です。お迎えした当時の様子は「ぶりくら市2010に行ってきました~」以下の記事に書きのこしています。
9月5日が誕生日なので、2歳になったばかりです。
2歳になったら玉ちゃんと繁殖させてやろうと考えていたのですが、玉ちゃんが亡くなってしまったため、まだ未繁殖です。
シャイな性格で、シェルターからあまり出てきません。餌やりのときも、シェルターの中からこちらを見ているだけで出てこない恥ずかしがり屋さん。
上の写真はシェルターを強制撤去して撮りました。寝ていたところをごめんね~icon:face_embarrassed
シェルターの外だと落ち着かないのか動き回るので、写真がぶれまくり。ぶれずに撮れた下の写真は残像になっていましましたicon:sweat

容姿は似ていて区別がつかないんですが、性格はそれぞれに違いがあって、愛おしくてたまりません。

そんなこの子たちを里子に出すのは、この子たちの将来を考え、大好きだからこその苦渋の決断でした。

里親さんに託そうと考え始めた大きなきっかけは、餌昆虫のデュビア・アレルギーに私がなってしまったこと。

デュビアは活餌としては最高で、タマオヤモリたちの食いつきは抜群。
デュビアは幼虫から成虫までいろんな大きさがいたから、タマオヤモリの親だけでなく、孵化したばかりのベビーたちにとっても丁度よい活餌として重宝していました。

ナメハダタマオヤモリの産まれたばかりのベビーは、くねくね動く芋虫系(ミルワーム、ハニーワーム、シルクワームなど)よりコオロギやデュビアのように黒っぽくて地面を歩く昆虫が好きなようで、初給餌には欠かせませんでした。

そのデュビアをアレルギーで飼育できなくなったため、タマオヤモリの孵化子への給餌が難しくなることが予想され、繁殖は断念せざるを得なくなったのが実情です。

コオロギで賄うという手も考えましたが、長期に渡ってSサイズコオロギをキープするには、まめにSサイズを購入するか繁殖させながら飼育するしかないでしょうが、コオロギの飼育は臭いや鳴き声等いろいろ問題がある上に、デュビア・アレルギーになったことからコオロギ・アレルギーになる恐れもあるため、私にとっては現実的ではありません。

さらにナメハダタマオヤモリの寿命は短いらしく(飼育下で5~6年?)、繁殖できる期間もそれだけ短いということ。

せっかく産まれた命なんだし、短い一生だからこそ繁殖させて命を繋いでいって欲しい。
それが亡くなってしまった玉ちゃん花ちゃん夫婦の命を繋いでいくことにもなるはず。

それに、ナメハダタマオヤモリは飼育下での繁殖が可能ながらも未だに多くは成功されていないようで、あまり数が出回っていません。

ベビーで購入して育てた子ではあるけれど、繁殖できる歳になったぶりちゃんとくらちゃんもこのまま我が家で未繁殖のまま命を終えるより、別の飼育者のもとで繁殖させてもらうのがいいんじゃないか...。

そういう思いが強くなってきていたとき、ひとりぼっちのジョージこと最後のピンタゾウガメ・ロンサムジョージの死によって種の絶滅を目の当たりにしたショックを受けました。
同じころ、故・千石正一先生の最後の著書「つながりあういのち」を読んで先生の想い(爬虫類を飼うなら繁殖を、とのお考えでした)を知り、いのちについて考えさせられました。

そうして出した結論が「我が家のタマオヤモリたち全員の命をつなげていくために里子に出そう」ということでした。

幸い、ネットで知り合った方々の中に、ナメハダタマオヤモリの飼育者であり繁殖に意欲的な方が複数いらして、里親になっていただけることになりました。

上記の3匹が今月16日に、残り6匹が10月末頃に里親さんたちに引き取られます。

それまでの一緒にいられるわずかな時間、写真や動画を撮りだめていってるところです。

今もみんなが可愛くて仕方ないですicon:face_love
ヤモリの中でナメハダタマオヤモリが最高に好きicon:ecstoramationicon:ecstoramation

お別れしたらすごく寂しくなるんだろうなぁ。
ブリーダーさんはいつもこんな思いを繰り返してるんでしょうね。

ところが昨日気がついたんですが、初ちゃんが手指の脱皮不全になってましたicon:face_shock
温浴させたりして様子を見てるんだけど、大丈夫かなぁ~。

hana_baby1-31.jpg状態を見て引き渡しの日に調子がよくなければ、別の子が先に里子になるかもしれませんicon:sweat


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