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2016年1月アーカイブ

TEISS IKON TAXONA(タクソナ)というクラシックなフィルムカメラが我が家にやってきました~icon:sparkling

35mmフィルムで24×24mmの真四角写真が撮れてしまうという、小さくて可愛いカメラです。
レンズには写りに定評のあるCarl Teiss Jena製のTessar(テッサー)が付いているicon:ecstoramation

DSC06084-1.jpg(広角レンズで適当に近接撮影したから、カメラが台形にゆがんで写っちゃってますicon:sweat本物は台形じゃなくてちゃんと長方形のカメラです~icon:face_embarrassedicon:sweat

レンズの横(向かって右側)にあるフィルム巻き上げのレバーが、招き猫の手のように見えることから「招き猫」の愛称で親しまれるカメラなんだそうです。

60年くらい前のカメラなのに、ちゃんと使えるのがスゴイですよね~icon:face_smile
デジタルカメラでは、なかなかこうは長生きできないんじゃないかなぁ。

上から見た感じicon:cursor_down

DSC06086-1.jpg猫の手の先部分と、フィルム巻き戻し部分が黒いバージョンのものもあるようですが、私はシルバーで統一されているこっちのバージョンの方が好きicon:heart

大きさはこんな感じicon:cursor_down

DSC06094-1.jpg我が家のペット、イエアメガエルちゃんとの比較ですicon:body_no1
って、分かる人には分かるけど、分からない人には分かりませんねicon:face_embarrassed

分からない人のために、私の手との比較写真も載せておきましょう。

DSC06095-1.jpg付属のカメラケースに入れるとこんな感じ~icon:cursor_down

DSC06089-1.jpgカメラケースは、本来はカメラ収納部分と蓋が一体型なんでしょうけど、私のTAXONAについていたものは蓋部分が分解していてセロテープでくっついていただけだったので、はずしちゃいました。
これで速写ケースになったのでラッキーicon:note

なんでこのカメラを買ったかっていうと、スクエアフォーマットでスナップ写真を撮りたくなったから。

6×6cmの真四角写真を撮れるMAMIYA6やBRONICA S2という中判フィルムカメラをすでに持っているんだけど、どちらも大きかったり重かったりしてなかなか気軽に持ち歩けないんですよね~icon:sweat

常時携帯用に、もっと軽くてコンパクトで、ミラーレスカメラみたいに使えるカメラってないかなー。
すでに持っているミラーレスカメラSONY α6000がスクエアフォーマットに対応していたら良かったのだけれど。
かといって他社製のデジタルミラーレスカメラを買うのは予算的に厳しい(新たなレンズ沼に陥りたくないしicon:sweat)。
トイカメラは安いけれど、写りもそれなりなのがちょっとなぁ...。

軽くて小さくて、写りもシャープに撮れる良いレンズがついたものって、ないのかなぁicon:question

と思って探したところ、35mmのフィルムでスクエアフォーマット(1:1)な写真がとれるというこのカメラに行き着いたのです。

他にもTENAX、ROBOT、MAMIYA Sketchというクラシックカメラが同じく35mmフィルムで24×24mmの写真が撮れるようだけど、希少性が高くて値段がかわいくないicon:face_sadicon:mystify

TENAX(テナックス) I型はTAXONAの兄弟分な招き猫カメラで、値段も安めで小さくて軽く、カメラ本体のフォルム的には一番気になる存在でしたが、レンズがTessarではなくて、作例を見ると写りがふんわりしすぎているのがどうにも気になって。

私の全ての要求を満たすのがTAXONAだったというわけです。

フィルムカメラは、フィルム購入代と現像代がかかるから、無料で獲り放題というわけにはいかないけれど、36枚撮りのフィルムがTAXONAだと50枚以上撮れることになるから、お得感がありますicon:face_mischievous

届いてすぐに、用意していたフィルムを詰めて撮り始めたんですが、なんとスプールに逆巻きでフィルムを取り付けたせいで、中のフィルム送り棒にフィルムがからまっちゃって大変なことに~icon:face_shout
フィルムが1本無駄になっちゃいましたicon:sweat

ただいま2本目を入れて撮影中です。
こんどは正しく装填できているはず。

TAXONAはファインダーがただの素通しガラスなので、ピント合わせは被写体までの距離をカメラにセットする方式です。

こんなカメラは初めてなのですが、距離計(距離を測るアクセサリー)は単体でも売られていますが高いので、自作したカードを使っています。
Human Rangefinder Card Generatorというサイトで必要事項を入力すると、簡単に距離計カードを作ることが出来ます。
入力項目の中の瞳孔間距離(Eye offset)は、こちらのサイトを参考にして自分で計測すればOK。

PDF出力されたものを実物大にプリントして、ラミネートすれば出来あがり~icon:sparkling

DSC06098-1.jpgレンズに応じた過焦点距離も計算されて印字されているのも便利~icon:sparkling

これを被写体に向けて手を伸ばした状態で持ち、右目を閉じて左目だけで見ながらカードの左端(目盛0)に被写体を合わせ、手はそのままで今度は左目を閉じて右目だけで見ます。
被写体が合った目盛を読み取れば、距離が分かる仕組みです。

ただ、実際に使ってみると、私は右目の視野の中心部が見えないので(黄斑円孔の名残りです)、目盛が読み取れないicon:ecstoramation
なので、カードを上下逆さまにして、右目で0に合わせて(カードの端を合わせればいい)、左目で目盛を読み取るようにしています。

あともうひとつTAXONAには問題があります。
フィルムを巻き取るスプール(軸)がぐらぐらで安定しないという欠陥があるため、フィルム巻き上げレバーが重くなり、へたをするとフィルムが引きちぎれてしまうそうです。

対策として、スプールを改良したり自作したりなど所有者の方が工夫を考えたいくつかの方法があるようですが、私は無精なので一番簡単な方法を真似させていただきました。
それはダイソーで売られているボタン電池LR44icon:cursor_downのプラスチックカバーを利用する方法です。

DSC06082-1.jpg電池を覆っている透明プラスチック部分をはずし、窪みと窪みの真ん中を切って2個に分けます。
窪みの中央に小さな穴が開いているので、スプールの軸受け(カメラ底の突起)にハマるよう穴を広げます。ボールペンの先でも穴に入れてぐりぐり押せば、簡単に穴は広がります。

ただし穴の広げすぎには注意icon:ecstoramation
ギリギリ軸受けが通るくらいに。通すときにキツキツくらいがいいと思います。
穴を広げたら、軸受けに凹型になるよう差します。

この凹部にスプールがささるように入れると、スプールの直径と窪みの直径が同じなので、ぐらぐらしなくなります。
私は念のため、軸受け2本ともに、このプラスチック受け皿をはめています。

今のところ25枚目まで順調にフィルム送りができています。
無対策だと撮影枚数5~6枚から巻き上げレバーが重くなるそうなので、超簡単な対策ですが、効いているようです。




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