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2014年12月27日アーカイブ

以前書いたブロニカS2での「リバースリングでマクロ撮影」の続きになります。

以前の記事ではフィルムバックの露光漏れ+露出補正しすぎでハイキーすぎる写真になったため、補正量を露出計を使って測り直して撮ってみました。
(他にもフィルムバックを持っているので、露光漏れするフィルムバックはとりあえず封印~icon:star

リバースリングを使用してレンズを逆向きに付けてのマクロ撮影は、広角レンズの方が倍率が高くなるそうなので、今回はニッコール50mmF3.5を使用してみました。

bronica003.jpgbronica004.jpgコスモスです。
これ、等倍以上の拡大率ですよね~。2倍くらいicon:ecstoramationicon:question

風がある日で、三脚を使ってもコスモスが風になびいてしまって被写体ブレぎみですがicon:sweat、今度は露出はいい感じですよね~。

ちなみに、リバースリングを使用する方法を写真入りで解説しておきます。
※写真はクリックすると拡大表示できます。

icon:no01用意するもの......左からリバースリング、ステップダウンリング、接写リングC-A

DSC02668-1.jpgステップダウンリングは必ずしも必要ではありません。
標準レンズのニッコール75mmやゼンザノン100mmはフィルター径が67mmなので、ステップダウンリングなしでリバースリングに直接レンズを接続できます。
今回はニッコール50mmF3.5を使用するので、フィルター径の82mmに合わせるよう、82mm→67mmのステップダウンリングが必要になります。

私はXCSOURCEの16パーツセットを使っています。ステップアップリングとステップダウンリングがセットになっているのに安いから、いろんな使い道がありそうで便利ですよicon:body_peace

icon:no02ヘリコイドにリバースリングをとり付ける。

DSC02669-1.jpgレンズをはずして、ヘリコイドの内側に付いているネジコミにとり付けます。
こんな感じicon:cursor_upになります。

icon:no03レンズに接写リングC-Aをとり付ける。

DSC02670-1.jpgレンズをリバースリングに逆付けしただけでは絞りの操作が出来ず、絞り解放でしか撮影できません。接写リングC-Aをとり付けることで絞りを操作できるようになります。

icon:no04ステップダウンリングを介してリバースリングと逆向きレンズを接続します。

DSC02671-1.jpgDSC02672-1.jpgなんか、すごい厳ついメカメカしい格好になっちゃいましたicon:sweatが、これで完成です。

ここまでしなくても接写リングや小型ベローズを使えばいいのでは...とも思われますが、撮影時に持ち出す装備的には最小で済むんじゃないかと思います。

レンズを正しい向きで撮影する場合と、逆向きで撮影する場合とでは、露出補正が必要になります。
(逆向きの方が暗くなる)

また、レンズのヘリコイドからの繰り出し量によっても明るさが変わってしまうため、事前に各レンズごとに正向きと逆向きでどのくらい明るさが変わるかなど、露出計で測っておいた方がいいです。
ニッコール50mmF3.5だと、1段~2段補正するといいみたい。たぶん。私の計測では。



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