モンスターカレンダー

« 2011年7月 »
12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2011年7月10日アーカイブ

Twitterですでに書いていますが、ニシヘルマンリクガメのベビー黄ちゃんが7月8日永眠しました。

体重が20gを突破しました!」で体重増加を喜んだのは束の間。
一時的に下痢が止まって糞をしなくなっていた数日間、体重が増えた形になっていただけのようです。

つまりその間、糞をしなくて食べる一方だったから体重が増えたように見えただけだったんですね。糞が再開されると、元のように体重がまた徐々に減っていってしまいました。

食べる量が少食すぎて出す方が量が多い状態で18gまで減ったところで動物病院へ連れて行きました。

栄養剤を打ってもらい一旦帰宅しました。
その日の夕食はほんの数口しか食べませんでしたが、病院に行って疲れたからか、栄養剤で足りてお腹がすいていないのかと思いました。

翌朝は、起こして温浴させて餌を与えても全く口にしませんでした。
ゆり起こしてもすぐ目を閉じてしまう状態です。

なんだか急激に弱っているように見えました。
すぐ病院へ入院させ、朝夕、大めに栄養剤を打ってもらうことにしました。
つついても反応がにぶく、獣医さんのお話では、かなり厳しい状態とのことでした。

でも、その獣医さんが診たリクガメベビーで、黄ちゃんよりもっとガリガリのミイラのような栄養失調状態だったカメを看護師の飼い主さんが自分で栄養剤を朝夕毎日注射して復活させた例があるそうでした。
だから黄ちゃんも可能性がないわけではないと。

後ろ髪ひかれながら病院をあとにし、その日は黄ちゃんのことばかり考えて祈っていました。

そして、その日の夜、仕事を終え帰ろうと片付けをしていたとき、携帯電話が鳴りました。
獣医さんから、黄ちゃんが息を引き取ったという連絡でした。

翌朝病院へお迎えに行ったとき、黄ちゃんは眠っているようでした。
苦しかったね、黄ちゃん。でも頑張ったね、黄ちゃん。

獣医さんは「状態がいいリクガメなら初心者でも簡単に育てられるけれど、状態が悪いリクガメはプロでも立ち直らせるのは難しい。黄ちゃんは生まれてからほとんど成長してなかった子だから仕方がない」と慰めてくださいました。

リクガメって、体重が重要なんですね。
ピンポン玉大のリクガメベビーの飼育の難しさを思い知らされました。

黄ちゃんはいま、ベランダのマルベリーの苗の植木鉢の中に眠っています。
来年大きくなって実を付けたら、黄ちゃんと一緒に食べる予定で購入した苗です。
黄ちゃんの分まで長く育てていきたいと思います。

kame_sayonara.jpg


 にほんブログ村 その他ペットブログ カエルへ  にほんブログ村 その他ペットブログ リクガメへ  にほんブログ村 その他ペットブログ 爬虫類へ


MT42BlogBetaInner

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2011年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年7月 3日です。

次のアーカイブは2011年7月13日です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のコメント

アイテム

  • kame_sayonara.jpg
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。
ケロミンな日常携帯サイトへはコチラ↓からどうぞ。
ケロミンな日常携帯サイト
関連サイトを探したい方はコチラ↓からどうぞ。
にほんブログ村 コレクションブログ 動物グッズへ
にほんブログ村 その他ペットブログ バーチャルペット・ペットロボットへ
にほんブログ村 その他ペットブログ カエルへ
にほんブログ村 その他ペットブログ リクガメへ
にほんブログ村 その他ペットブログ 爬虫類へ
MovableType(MT)テンプレート 無料(フリー)
Powered by Movable Type 4.261