ニシヘルマンリクガメ橙（だい）ちゃん宅はトロ舟との段差を埋めるためレンガを多用していたんですが、糞がついたりすると一つ一つを取り出して洗うのが面倒だったんですよね

トロ舟で区切っているのも、せっかくのケージの広さが狭く感じてしまっていたし、思い切って大改装をすることにしました。

もともとトロ舟を使用していた理由は、木製ケージで防水加工されていないところへ湿った床材を入れると底板周辺の痛みや腐食が早いんじゃないかと思って、それを防止するためだったんですよね。

でも「娘とパパのリクガメ飼育奮闘記！+α」の黒猫3号さんが愛カメのアルちゃんのおうちに防水加工を施している様子を見て、どうやって作られたのか教えていただいたところ、ポリプロピレン製の養生パネルを使用して作られたそうでした。

安くて、切ったり折り曲げたりホチキスで止めたりと加工が簡単、軽くて安くて丈夫ってことで、私もホームセンターで探して買ってきました～
値段は忘れたけれど数百円だったと思います。

深さ11㎝くらいで底板の大きさに合わせて加工して、四隅はこれまた黒猫3号さんの教えどおり水が漏れないようバスコークを塗って乾かして完成
ここまでは先週準備していました。

これをケージの底にセット。

中に薄くココナッツパームを敷いて、隅に保温パネルのスーパー1をセット。
スーパー1はMサイズを使用しましたが、広く温めるならLサイズの方がいいかもしれないですね。

スーパー1の上にはテラコッタのタイルを敷きました。
この部分に穴を掘って潜ってくれると、タイルで足の爪が自動的に削れることを期待して。

さらにココナッツパームとエコアースを水をときどきかけながら足して敷きつめました。
2種類使ったのは深い意味はありません。
余っていたココナッツパームにエコアースを買い足しただけなんで。

平らにならして少し押し固めます。
ココナッツパームを８L、エコアースを８L使用しました。

その上にフォレストフロアを１０Lぐらい敷きました。
あまりたくさん入れると橙ちゃんが暴れたとき養生パネルから床材がはみ出そうなんで、養生パネルの上端から4㎝くらい余裕を持たせてます。

そしてかめぢからさんで購入したデコレーションリーフなどレイアウトして完了です。
デコレーションリーフが意外に大きくてレイアウトするのに一苦労しました
でも床が全面フラットになって広くなりました~

ちなみにリフォームする前はこんなでした。

リフォームついでに、桜（さくら）ちゃんと杏（あんず）ちゃんも同居お試ししてみることに
みんなで探検後、杏ちゃんはシェルターに入って眠り始めてしまいましたが、橙ちゃんと桜ちゃんは一緒にご飯を食べました~

と、これでリフォームは完了のはずだったんですが、橙ちゃんがデコレーションリーフの下を通るとセッティングが崩されてしまうことが判明しました~

端を埋めるようにしてみても、橙ちゃんが無理やり下を通ってデコレーションリーフが崩れてしまいます。橙ちゃん、もうちょっと大人しく歩いてよー

どうやったら崩されないようにレイアウトできるんでしょう

さらに様子をみていたら、ケージの方からフーフー言ってるような声が聞こえてきました。

なんだろう~とケージの中を覗いてみたら......
桜ちゃんの背中に橙ちゃんが覆いかぶさってフーフー言っているではないですか~

これは橙ちゃんの発情それとも威嚇
どちらにしても小さな桜ちゃんや杏ちゃんにはストレスになるから即隔離
桜ちゃんと杏ちゃんには自分ちに帰ってもらいました

それにしても橙ちゃん、甲長9.3㎝のまだまだお子ちゃまだと思っていたのに～。
桜ちゃんたちと一緒にしたとき、ストーカーのように後をつけまわしていたのは、単なる興味だけじゃなかったのね～