久しぶりの近況報告です。

10歳9ヵ月になったフトアゴヒゲトカゲ太(ふと)ちゃん。



今まで病気になることもなく順調だった太ちゃんでしたが、実は昨春から徐々に寝る時間が早まってきています。
一昨年までは規則正しく夕方5時くらいに寝ていたのが、昨春の冬季の活動停止モードが終わった頃から午後3時くらいに寝るようになっていることに気づきました。
そして毎年冬季の活動停止モードになっていた11月〜翌年2月でしたが、昨秋から今春にかけては活動停止モードにはならず、日中活動しつつも徐々に徐々に寝る時間が早まっていくようになっています。
今春には12時頃には寝るようになり、6月にはついに1日中寝ているようになりました。
寝ているといっても、日中は時々ケージ内を移動していたり、ホットスポットに出て来ていることもあります。でもホットスポット下でも目は閉じていて頭も床につけています。



↑1番下の写真が、呼びかけたら薄目でこちらを見たところです。
5月までは給餌すると水を飲んだりコオロギを食べたり出来ていましたが、6月からは口先に水を付けても飲もうとせず、コオロギも口に含ませても吐き出すようになりました。
若い頃大好きで駆け寄って来ていたシルクワームも、消化も良いし食べてくれるのではと取り寄せましたが、口に入れてやっても嫌がって吐き出します。
今はグラブパイを水で溶かした流動食を注射器で口に含ませるだけになっています。
※若かりし頃の太ちゃんのyoutube動画→https://youtu.be/yRmG3ltlJJs
糞も以前は決まった場所(ホットスポット近辺)にしていたのが、最近はケージ内のあちこちにするようになりました。
昔テレビ番組のドキュメンタリーで100歳を超えてる高齢の女性がほとんどずっと眠り続けていて3日に1回目覚めるだけ...という放映があったのを思い出しました。
老衰とはそのように緩やかに衰え、眠っている時間が多くを占めるようになっていくのだと知りました。
今の太ちゃんがまさにその状態なのだと思います。
一般にはフトアゴの寿命は10歳〜15歳とか言われていましたが、最近は7〜8歳で亡くなることが多くなっているらしい。
太ちゃんは人で言えば100歳超えているんでしょうね。
太ちゃんの負担にならないよう、給餌の時以外はそっとしています。
給餌も、太ちゃんがホットスポット近くに自分で来ているタイミングでだけ与えるようにしています。
その他はただ見守るだけしかできません。
脇腹が呼吸で動くのを確認しては安堵する毎日です。



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