2010年7月19日にお迎えして、今年11歳になったヒョウモントカゲモドキ紋(もん)ちゃん。
6月になってコオロギを食べなくなりました
今までも2~3週間食べなくなることはありましたが、今回はどうも様子が違う感じで食欲が無いというより飲み込み辛そうな感じ?
口先に水を付けるとペロペロ舐めて水分補給はしていたんですが、水を飲み込み辛そうな仕草(首をねじるようにして飲みこむ)をしてその時に痛むのかギュルルと鳴き声も出します。
口の中か喉に異変がありそうでしたが、脇ぷよもあるし尻尾も太かったので自然治癒するだろうと様子をみていました。
それが7月になって数日のうちに急激に脇ぷよが無くなり尻尾も細くなり始めたため、これはやばいと慌てて病院を7月7日に受診しました。
診察で口をこじ開けられると、舌の付け根が倍以上に腫れ上がっていることが判明。
この腫れが喉をふさぐような感じで、固形物を飲み込めなくしてたんですね。
炎症なのか腫瘍なのか分からないけれど、抗生剤で様子をみましょうということで、2週間分(2日に1回、7回分)の抗生剤の粉薬とそれを与えるための注射器とニードルカテーテル(注射器の先に付ける針のようなもので針先が丸くなっているもの。後で調べたら正式名はカニューレタイプのゾンデというものらしい)を頂きました。
このゾンデ、口から胃へ差し込んで直接胃に流動食を送り込むためのものだそう。
獣医さんがお手本として、その場で紋ちゃんの顎を左右から指で挟んで押さえつけ、ゾンデを胃まで挿入して薬と栄養食を混ぜた水溶液を与えてくれました。
手技を見ただけで「ひょえ〜!これを自分でやれと⁉︎」ってビビりました。
帰宅途中で紋ちゃんが敷いていたキッチンペーパーに血を吐いていて、その後数日口の中に血が滲んでいたので、ゾンデで口中か舌を痛めたのではないかと怖くなり、私は胃まで挿入しないで口の中に先を入れるだけにして薬と流動食を飲ませることにしました。
家で抗生剤を飲まされるときの紋ちゃん。笑顔ではなく嫌がってます
病院では小動物用の栄養補給パウダーを水で溶かして薬を混ぜてましたが、帰り道で寄ったペットショップでは見つからず、爬虫類用の粉末餌といえばグラブパイがあることを思い出し購入。
グラブパイは本来は湯で溶かして混ぜるとゲル状に固まりますが、水で溶かすと固まらないので流動食として使えます。栄養満点だし、昆虫食のヒョウモントカゲモドキにはベストな流動食だと思います。ただ、ゾンデが詰まりやすいので、詰まったら洗って‥と面倒ではありますが。
そして嫌がる紋ちゃんに毎回おしっこをひっかけられながら2週間薬を飲ませきっての7月24日再診。
舌の付け根の腫れはほとんど治まってました!よかった〜
初診の時のゾンデでできた傷?も確認できましたが、あと7回分抗生剤を飲み切れば治療終了とのこと。
まだこの時点では、コオロギをピンセットでチラつかせても食べる気無しでしたが、その後投薬と流動食を続けた結果、紋ちゃんが激しく流動食を嫌がる日が来ました。
これは完全に元気が回復したのでは
ということで、昨夜通常通りにコオロギをピンセットでチラつかせたところ、食べたそうにコオロギを見て、パクッ
さらに2匹目もすんなりパクッ
やった〜紋ちゃん完全回復です
紋ちゃんは元気にしてますか?