ケロミンな日常

先日、ロシアからレンズが届きました～

察しがいい人は気が付いているかもしれないけれど、昨日アップしたα7Sの写真に付いているレンズがソレです。

名前は「INDUSTAR-61 L/Z MC 50mm F2.8」。
インダスター61って呼ばれています。

ロシア製のオールドレンズで、eBayで購入しました。
1970～80年代製造のものがよく出回っているみたいですが、私が購入したのは2004年製造なのでわりと新しいですね。デッドストック品なので新品です

α7Sを注文した前後にたまたま読んだ「山本まりこのオールドレンズ撮り方ブック」という本の中で紹介されていて知ったんですよね



このレンズ、ただのオールドレンズじゃありません
絞りをF5.6～8の間にセットすると、絞りの形がダビデの星型になるのです
つまり、玉ボケの形が星形になっちゃうわけです。
ちょっと～、かわいすぎるでしょ～

届いてすぐにα7Sに付けて撮った作例がこちらです

後ろの車に反射した太陽光がキラキラと

植え込みに反射した太陽光もキラキラ～

キラキラな星形のボケを写すコツは、光るものを背景にして、近くにある被写体にカメラをぐっと近づけて被写体にピントを合わせればいいのです。
被写体にカメラを近づけることで、被写体と背景の距離を広げることができるので自然に背景がボケてくれますよ～。

今のシーズンはクリスマス・イルミネーションをこのレンズで撮ると、きれいで可愛く撮れるんじゃないかな～

レンズには、かぶせ式のキャップが付いていました。

LZOS（ルトカリノ光学硝子工場）のロゴ入りです。
かぶせ式だけどカパカパしないで、わりとしっかりハマります。
（私のはMARUMIのDHGスーパーレンズプロテクトフィルターを付けていますが、その上からはめられます。）

レンズにはキリル文字でレンズ名が書かれてます。
なんとなく、かっこいいー

絞りをF5.6から8の間にすると、レンズ中心の絞りの穴の形がダビデ星の形に

レンズとカメラは、Pixcoのマウントアダプター M42マウントレンズ-ソニーNEX Eシリーズカメラ対応を使って繋いでいます。
このアダプターを使っているのは、被写体に近接撮影できないときでもティルト撮影することで星ボケを作りやすそうだから。

レンズを入手する際に気をつけなくてはいけないのは、レンズがM42マウントであること。
インダスター61にはM39マウントのものもあって、こちらはダビデ星にならないそうです。
私もあやうくM39マウントのレンズの方を買うところでした

絞りの形は、もっと絞りこめば丸くなるみたいなんで、普通の標準レンズとしても使えます。
とりあえず、しばらくはこのレンズをつけっぱなしで遊んでみようかなー。