ケロミンな日常

「瀕死のオタマジャクシ」でココア浴を始めたベルツノガエルのオタマジャクシ角（つの）ちゃん。
ココア浴が効いたのか、その日の夜から少し赤虫を食べてくれるようになりました

でも手が出てる穴（ずっと前からあいていた左脇腹の穴です）から、食べたばかりの赤虫が出てしまうのは変わらずです
翌日には右手も生えましたが、右手が生えた穴からも赤虫が出てきます

吸い込んだ赤虫3本に1本くらいが両脇の穴から出てくるんで、お腹に留まる赤虫の方が多いから栄養的には問題ないんだろうけど、こんなの他の方の飼育体験日記では見たことがないんですよね
これって、普通の状態なんでしょうか

右目の異常のこともあり、角ちゃんを購入したアクアショップにメールで今までの症状と経過を伝えて相談してみたんですが、オタマジャクシがエロモナスになることはなく、薬浴が逆に体調を崩しているのではないか（両生類は薬を使わず自然治癒が一般的な手法）、事前に手が出る穴があくことはよくあること、目は何かに擦った所が悪化したんじゃないか、とのことでした。

ということは、最初の水カビ以外は薬浴がいけなかったってこと
でも、両生類も様々な細菌、真菌、寄生虫の感染やウイルス感染症等があると書かれていたサイトもあったんですが......

薬浴＋塩水浴は徐々に薄めていって、ココア浴＋ココアをつけた赤虫給餌を二日間続けました。
右目は相変わらずだけど、体力は少し戻った感じ。

昨日の朝は、クチバシが取れていました。写真の黒い塊2個がソレです。

口が横に裂け始めてました
とれたクチバシはピンセットでとりあげてみると思ったより柔らかく脆い感じ。
記念としての永久保存は無理っぽい

昨夜仕事から帰ったら、上陸してました～

今朝は上陸用のウール（観賞魚用濾過材）から降りてまた水の中に体をつけてますけど

餌は両手が生えそろってから食べなくなっています。
もともと食が細かったため、手足が細く、下半身も細身です。
他の飼育者のブログで健康なオタマジャクシの食べっぷりや、でっぷりした下半身を見ていたので、角ちゃんはこんな状態で変態に体力が耐えられるのかと心配です。

健康なオタマジャクシなら成長や変化の過程を楽しめたのでしょうけど、角ちゃんの場合は毎日、水槽を覗く度に「今日も生きてるかな　呼吸をちゃんとしてるかな」と心配で、楽しむどころではなかったのが正直なところ残念です。

昨夜から現在まで、尾の短くなり具合が遅くなっていて、これまた心配
1cmくらい残っている尾が、なかなか吸収されません。

元気さのバロメーターにしていた口パクパクも、肺呼吸になって口を閉じたままじっと動かなくなってしまったため、呼吸してるのか体力はあるのか分からなくなってしまいました。

上陸後の初給餌となる餌のメダカは用意して待ってるんだけど、食べてくれるかな～
いまは尾が無事に吸収されるのを待っているところです。